食材宅配パルシステムのさんまの蒲焼きをお試ししてみました!
こんにちは!兼業主婦子です。
そういえば、最近缶詰を購入していないな~たまには食べたいな~!
そんなことを思い、安くておいしそうで、酒の肴になりそうな缶詰を探していました。
そこで発見したのが、食材宅配パルシステムの「さんま蒲焼」です。
3個1セットで販売されています。
生産地が、東日本大震災で大打撃を受けた岩手県(盛岡)ということもあり、喜んで購入したわけであります。
ほんの少しですが、復興の足しになってくれれば良いと感じています。
これ、あたためて食べると魚の臭みが増してしまうので、開けたらそのまま食べた方がおいしいですよ!
私の実家は、東日本大震災津波の被害にあっています。震災から5年後に一度帰省しましたが、海岸沿いは更地にされただけで、何に利用されるか、どんな建物を建てるかもまだ完全には決まっていませんでした。
そして、私の住む地域は末端のほうで比較的被害が小さい場所だったので、ここまで充分な義援金や人員が回ってこないのも復興の遅れの原因だということでした。
それなら国や自治体には頼らない。自分たちで何とかしようと頑張っている姿が見受けられましたが、若者はほとんど田舎を離れてしまい、しかも職もありません。
残っている方々というのは、おじいさんばあさんばかりなのです。
私たちができることは、国や県にお金を寄付することも大事ですが、こういった地元の企業の商品を購入することも大切です。
みんなで購入することで雇用が促進され、若者も地域にとどまり、また活気づいていくのでしょうね。
\\パルシステム//
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さんまの蒲焼 お味は?
私はこのパサパサ感が好きです。
サンマの臭みが口の中に残る感じ、う~んたまらん。
骨まで柔らかく、このポリポリ食感が、まるで探していた100円が見つかったような、そんな小さな喜びを感じます。
1度しっかり焼いているだけあって、焦げた苦みが少し口の中に残り、これがまたビールに手を伸ばすきっかけになります。
濃く味付けされているので、味に飽きてきたからマヨネーズを足してみるとこれがまた美味!
苦みや臭みが消え、すごくマイルドな味わいになります。
タレはまさにうなぎのかば焼きのタレ。
身だけ食べると必ずだれが余りますが、これをアツアツのご飯にかけて晩酌の〆に。
この甘じょっぱさとさらさらした食感でご飯がどんどん進みます。
ただ、レンジでチンをすると香りが倍以上漂います。
こりゃ匂い取るの大変だ…。
後味がいつまでも残るので、食後の歯磨きは必須です。
しかし、添加物が極力入っていないのにこの味。
他メーカーもそうすればいいのにって思います。
子どもには不向きな気はしますが、これは癖になる味です。
さんまの蒲焼 パルシステムのこだわりは?
日持ちする缶詰タイプのさんま蒲焼。
ストックして置いたらとっても便利そうですよね。
缶詰だからこそできるこだわりがたくさん詰まった蒲焼です。
🌸さんまの蒲焼 こだわりは?
☑最小限の調味料
☑添加物不使用
☑わざと小ぶりなさんまで製造
☑岩手缶詰を応援!
最小限の調味料
非常にシンプルに作られているパルシステムのさんまの蒲焼。
たれには通常使われるアミノ酸は加えずに、砂糖、しょうゆ、わずかな香辛料だけで味付けをしています。
開発には苦労があったようです。
缶詰は長期の保存性が前提の保存食ですが、濃い味付けをすれば、長期保存しても安全性は保たれます。
しかし、パルシステムでは「あっさりにしたい」というこだわりを曲げず、ここまであっさりした味付けを完成させるまで相当苦労したようです。
添加物不使用
缶詰では珍しく、無添加で作られています。
無添加という事は、増粘剤も使われていないということなので、とろみのない水のようにさらさらしたタレになっています。
原材料のさんまの状態が良いからこそ、無添加でもおいしくできるのです。
わざと小ぶりなさんまで製造
生でスーパーに並ぶサンマは大ぶりの物が多いですが、缶詰にするさんまは小さめのサイズで作られています。
小ぶりのさんまならひと缶に一尾そのままを詰めることができるし、脂の量も良い加減。
開いて薄い身にしたときの食感もいいからです。
岩手缶詰を応援!
パルシステムの「さんまの蒲焼」を製造しているのは「岩手缶詰」というところです。
名前の通り、本社は岩手県、その沿岸部にある釜石市にあります。
製造工場はすべて岩手県にあり、沿岸には釜石・宮古・大船渡にあります。
東日本大震災の津波で、岩手県大槌町で 保管していた原料のさんまはすべて流され、運よくに最小限の被害にとどまった宮古工場も、復旧までに2カ月近くがかかっており、大打撃を受けました。
津波で打撃を受けた宮古工場
特に宮古工場のある藤原という地区は、目と鼻の先が海。
津波速報が流れ、私たちが津波の恐ろしさを最初にTV映像で見たの宮古地区の映像は、この近辺だったと私は記憶しています。
海岸に置いてあった荷物や車が流される光景は、私が昔から知っている穏やかな宮古湾ではなく、それはそれは恐ろしいものでした。それと同時に、生後1か月の乳飲み子を抱え、両親の無事の確認に奔走したことを思い出します。
あんなにすごい災害だったのに、岩手缶詰の宮古工場は2か月で復旧できたというのは奇跡だとしか言いようがありません。
雇用促進に貢献したい
冒頭でも書いたように、企業が大打撃を受けたことにより撤退してしまうメーカーも多く、地域の雇用は減る一方。そのため若者が働き口を求め都心へ出て行ってしまい、地域が衰退していっています。
パルのさんまの蒲焼を私が1つ買ったところで、岩手県沿岸部の雇用が増えるという事には一つも役に立たないとは分かっていますが、それでも、もっと活性化してほしい、もっと地域の住民の方々に元気になってほしい、そんな想いを込めずにはいられません。
岩手缶詰が大きく企業成長することで沿岸地区の工場も大きくなり、地域の方々の雇用も増え、もっと復興に拍車がかかれば良いなと思っています。
さんまの蒲焼き 詳細
それではパルシステムの商品紹介恒例、原材料チェックといきましょう。
原材料
いたってシンプルです。
そして、化学調味料や食品添加物は入っていません。
さすがパルシステムです。
栄養成分表示
●エネルギー 244kcal
●たんぱく質 16.3g
●脂質 16.9g
●炭水化物 6.7g
●ドコサヘキサエン酸(DHA) 1900mg
●エイコサベンタエン酸(EPA) 1000mg
●食塩相当量 1.3g
※ドコサヘキサエン酸(DHA)は、記憶や学習に効果的であるというイメージがありますが、臨床試験が繰り返された結果、中性脂肪やコレステロールの低下効果などが確認されているそうです。
※エイコサベンタエン酸(EPA)は、血中の中性脂肪やコレステロールを低下させる働きを持っています。DHAとよく似ていますが、DHAは脳が必要とする栄養成分のひとつであるのに対し、EPAは血液を健康な状態にする働きに優れているとされています。
EPAは体内ではつくることができないため、食事などから摂取する必要があります。
岩手のさんまの蒲焼きを取り扱っているパルシステムとは?
パルシステムとは、原材料からとことんこだわって商品開発をし、安心・安全な食品のみを届けてくれる、強い信念を持った食材宅配サービスです。
化学調味料は一切使わず、必要最小限の添加物だけで加工品を作っています。
加工品を作るための原材料、例えば野菜を作るための農薬の量まで目を光らせているんです。 野菜だけではなく、豚や鶏の飼料にも口を出すほど。 その味は確かで、パルシステムの組合員約200万人という数の多さがその証明になっています。
これだけ購入してくれる方がいるからこそ、本物志向の割には値段が安いのです。
すべて自社便を使うという事もあり、他の有機野菜を取り扱う食材宅配サービスよりも配送手数料が安く済むというのも人気の秘密です。
魚の加工品にもこだわっているパルシステム
甘めの味付けだったので、甘いものが苦手な主人にはちょっと辛そうでしたが、甘辛味が大好きな方にはおいしく食べていただけるでしょう。
子どもたちにも挑戦させてみましたが、サンマを焼いたあとの苦みがどうもダメだったようです。
なので、大人向けの商品ですね。
ビールのお供に最高の一品です。
魚の缶詰といえば、ツナフレークがありますね~!
オイル付け、ノンオイル、ノンオイル+食塩無添加の3種類あるパルシステムのツナ缶。
すべてに共通するのは、化学調味料不使用、こだわりの野菜スープを使用していることです。
特に野菜スープは、国産の乾燥たまねぎ、人参、キャベツを煮込むという手間のかけっぷり。とにかく原材料にはとことんこだわっています。
あっさりした味わいの中にも野菜スープの品ある下味が絶妙です。
他の調味料と全くケンカしないので、色々な料理に使えます。
瓶詰されている魚も一つご紹介します。

身質のよい秋鮭を使用し、塩だけでここまでおいしくしてあります。
化学調味料などの転換物は一切使用せず、正真正銘塩のみです。
手で粗めに身をほぐしているので、鮭をそのまま食べているような感覚を味わえます。
皆さんも保存がきく魚、是非お試しください!
\\パルシステム//
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