乳化剤は混ざり合わない物を混ぜ合わせるために使用
水と油は決して混ざり合わない物ですよね。
それを均等に混ぜ合わせやすくするものが乳化剤です。
天然の乳化剤を知らず知らずに私たちも使っているかもしれません。
例えばパスタソース。
ソースを作る時に「パスタのゆで汁を少し入れる」とレシピに書いてありませんか?
これは、パスタの小麦粉が水と油をうまく混ぜ合わせてくれ、なめらかなソースになるからです。立派な乳化剤の役割を果たしてくれています。
しかし、これからご紹介するのは小麦粉のようなどこにでもあるようなものではなく、合成添加物です。
乳化剤として良く使われているもの
乳化剤として使っていいものは、食品衛生法で決められています。
よく見かけるのは次の5つです。
大豆レシチン…大豆由来。
グリセリン脂肪酸エステル…植物油を分解して作られる乳化剤。
ショ糖脂肪酸エステル…植物由来の脂肪酸とショ糖で作られる乳化剤。
プロピレングリコール脂肪酸エステル…有機化合物プロピレングリコールと、食用油脂を分解して作られる乳化剤。
ソルビタン脂肪酸エステル…甘味料の「ソルビット」と植物由来の脂肪酸で作られる乳化剤。
名前だけ見るとすごく怖そうに見えますが、実際原材料に書いてある食品は少ないです。
なぜなら、表示はどれを使っても「乳化剤」だけでOKだからです。
ここを正直に書いてしまうと、私たち消費者が買うのを躊躇してしまうからかもしれません。
なので、しっかりと包み隠さず書いてあるメーカーは、良心的と言っても良いでしょう。
天然素材から作られた乳化剤もあります。
例えば、大豆や卵黄からとれるレシチン、キラヤという植物からとれるサポニン、牛乳からとれるカゼインナトリウムなどです。
乳化剤は多くの食品で使われている!
はっきり言って、子どもたちが好んで食べているものほとんどに乳化剤は使われています。
乳化剤には、そのままでは混ざりにくいものを混ざりやすくするほかに、浸透率を上げたり表面張力を低くして泡を破れにくくしたり、泡を消したり、日持ちを良くしたりするのにも使われます。
だからこんなにたくさんの食品に添加されているんです。
食材宅配コープデリで乳化剤が使われている商品例
食材宅配コープデリ商品の乳化剤表記は、製造メーカーによってどのくらい詳しく書くかが違うようです。
実際どのくらいバラつきがあるのか、見ていきましょう。
国産豚肉やわらかモモトンカツ(ざっくり)
次に、食材宅配コープデリで購入した「岩手畜産センター」の国産豚肉やわらかモモトンカツ」の原材料を見てみましょう。
国産豚モモ肉にうす味をつけて衣付けしてある、自分で揚げるタイプのとんかつです。
この衣は生パン粉を使用しているので、とっても軽やかに揚がるし、食感もサクサクしているんです。
成型肉なので冷めても柔らかいのが特徴です。
原材料をチェックしてみると「乳化剤」としか書いてありません。
コープデリ食パン(ざっくり)
特等粉と生クリーム・バターを使った、耳まで柔らかい上品な食パンです。
ちょっと厚め、でも小さめサイズ。長方形でビックリしましたが、この大きさのほうが食べやすかった!
コープデリ食パンも乳化剤が使われていますが、具体的には書いてありませんでした。
モーニングクロワッサン(ざっくり)
愛知県にある「コモ」が製造するモーニングクロワッサンは、身震いするほどふんわりとした食感と、ほのかな甘さが特徴です。
あまりのやわらかさに、もうすぐ40歳の私すら震えました。袋を開けた時のあのあま~い香り、今でも忘れません。
こちらもざっくりと「乳化剤」とだけ書かれていました。
スライスチーズ(具体的?)
スライスチーズは「乳化剤としてポリリン酸Na等は使われている」と書かれています
しかし、「等」ということは、他にも何か入っているという事でしょうね。
そこは秘密のようです。
ポリリン酸Naとは、正リン酸塩(元々体内にも多く存在し、ミネラルの中でカルシウムの次に多いのがリン酸)とアルカリの混合物を加熱することによって製造されます。
北海道チーズケーキ(具体的?)
2分間混ぜて焼くだけでしっとり食感のチーズケーキが完成!オーブン専用です。初めて挑戦しましたが、完璧にできました。
お菓子作りのポイントは軽量なので、それさえしっかりできればお子さまもお手伝いできることがたくさんありますよ!
乳化剤はチーズケーキミックスの方に入っていました。
大豆由来とだけ書いてあったので、具体的には書いてないってことになるんでしょうか。
チーズがとろ~りハンバーグ(具体的)
とろ~りとしたチーズが中に入ったハンバーグを、本格トマトソースでからめてあります。
沸騰しているお湯に放置しているだけで熱々のおいしいハンバーグが簡単にできます。不可が見当たらない商品で、冷凍庫に一つあれば、心の安寧が得られる1品です。
このハンバーグはしっかりと乳化剤に「リン酸塩(Na)」が使われていると書いてありました。
カップ入りエビグラタン(具体的)
なめらかでコクのあるホワイトソースで、口当たりがマイルドでやさしい気持ちになれるエビグラタンで、真ん中に乗った1匹のえびがアクセントになっています。
電子レンジで温めてからお弁当に入れるタイプです。
このエビグラタンも、乳化剤として「ショ糖脂肪酸エステル」が使われていると具体的に書かれています。
食材宅配パルシステムで乳化剤が使われている商品例
食材宅配パルシステムの原材料表記は、かなり詳しく書かれているという特徴があります。
具体的に見ていきましょう。
こんせんくんミルクバー
甘さくどくなく、サッパリと食べられるミルクバーです。
原材料を見ると「乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)」と書いてあります。
こんせんくんカップグラタンえび&チーズ
「冷めてもおいしい」をめざしらこんせんくんカップグラタン(えび&チーズ)は、素材の味を生かし、子どもたちにも安心して食べさせられるように作られています。
見た目がかわいく、食欲をそそられるように色鮮やかです。
食べ終わったあとにもお楽しみが。何とカップ底からこんせんくんが現れ、労をねぎらってくれるんですよ!
こんなかわいいカップグラタンにも、乳化剤が使われています。
「グリセリン脂肪酸エステル」と具体的に書いてくれています。
毎日のマーガリン
人体に悪い影響があると実証されているトランス脂肪酸を大幅にカットしたパルシステムの「毎日のマーガリン」。
市販のマーガリンには10%も含まれているトランス脂肪酸を1%以下にまでカットしています。アメリカでは規制されるというのに、なぜ日本では規制の検討すらされないのか。
業を煮やしたパルシステムがいち早く開発したマーガリンです。
米油で作っていることもあり、あっさりとした味わいなのにも関わらず、バターのようなコクもほんのり味わえる商品です。
毎日のマーガリンの乳化剤は「植物レシチン:大豆由来」と詳しく書いてありました。
産直玄米のパフチョコ
化学合成農薬・肥料をできるだけ使わずに栽培した産直玄米を使用したお菓子です。
持ち歩きに便利な個別包装で、玄米の量が多く感じます。
ザクザクとした食感がたまらないパルシステムのパフチョコも、マーガリンと同じく植物レシチンという乳化剤が使われています。
食品添加物について
このサイトでは食材宅配サービスの商品紹介をするときに、ほぼ100%原材料のチェックをしています。
食品添加物は身体に悪いというわけではありません。
食品添加物が体に悪いのは、普通の人が普通の食事で摂取する程度の量の数千倍の量を一度に摂取した場合です。
普通の食事に含まれている量程度では、体に害はありません。
さまざまな実験を繰り返して、人間が一生の間毎日摂取してようやく体に影響があるかもしれない、という量の1/100、という基準量が決められています。
ただ、日本では普通に使用されている添加物なのに、海外では発がん性があるとして禁止されている添加物もあるんです。
自分の身を守るため食品添加物の知識はしっかり持っておいた方が良いと考え、どのような添加物が入っているかを書いていきたいと私は思っています。
【PR】
安い!品ぞろえ豊富!兼業主婦子一押し
コープ
おすすめ度★★★★★★
買い物のタスクをなくすなら、ここだけでも十分です! それだけ品数の種類が豊富で、まるで通販ショッピングモール!
→買い物に行きたくない方
茨城・栃木・群馬・千葉・埼玉・東京・長野・新潟にお住まいの方は
「コープデリ」
コープデリ
\無料資料請求はこちら!/
神奈川、静岡、山梨にお住まいの方は「おうちコープ」
おうちコープ
\無料資料請求はこちら!/
滋賀、京都、奈良、大阪、和歌山にお住いの方は「コープきんき」
夕食を時短したいならココ!
ヨシケイ
おすすめ度★★★★★★
夕食特化!栄養バランス最高!毎日の献立作りから解放されます。冷凍弁当も!
→夕食づくりを短時間で済ませたい方
☟まずは半額お試しセットから!
お弁当も初回50%OFF!
\翌日配達のスピード注文/
こだわりの食材を安く手に入れたいならココ!
パルシステム
おすすめ度★★★★★☆
食材の添加物が気になる方や、原材料の育て方、産地にこだわるならここ!
→こだわりの食品を安く手に入れたい方
パルシステム
\無料資料請求はこちら!/