この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています食材宅配パルシステム「海はいのち（長崎県産海水塩）」
こんにちは！兼業主婦子です。
人間が生きていくために必要な塩。
そして、料理の味の決め手になる塩。
美味しい塩というのは、どうやら直接口に入れてもおいしいらしいのですが、残念ながら私はまだ、そんな塩に出会ったことはありません。
きっと商品をこだわって作っているメーカーさんのお塩なら、その味を体験できるはず。
こだわり食材といえば「食材宅配パルシステム」です。
そこで、パルシステムの塩をお試ししてみることにしました。
その名も「海はいのち」です。
どうやら、とっても作るのにに手間暇かけているらしいのです。
さっそくお試ししてみましょう。
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海はいのち（長崎県産海水塩） こだわりは？
色々あって原材料をすべて国産にできたことで、パルシステムのこだわりっぷりがさらに大爆発しています。
塩辛さがきつくなく、「塩かど」のないまろやかな味に仕上がっているわけは、こんなところにありました。
・「塩専売法」の歴史を乗り越えて作られた「海はいのち」
・海水は長崎産
・こだわりの製法
「塩専売法」の歴史を乗り越えて作られた海はいのち
日本では昔「塩専売法」という法律がありました。
塩専売法は1905年から95年間も続いていた法律で、塩を作るには政府の許可が必要でした。
すべて決まった値段で国に買い上げられ、塩を売ることができるのも政府か、または政府が指定した人のみに限られました。
塩専売法ができた理由は、日露戦争の費用をかき集めるためというのが始まりだったようです。
つまり、民間会社が日本の海水で塩を作って販売する事が禁じられていたんです。
「海はいのち」が発売されたのは1991年。
当時は「塩専売法」がまだあったので、メキシコから輸入した天日塩をろ過してつくられていたんですが、2014年に原料をすべて国産に切り替えてリニューアル発売することになりました。
「原材料をすべて国産にしたい！」と考えていたパルシステムにとっては、きっと嬉しかったに違いありません。
海水は長崎産に限定
パルシステムの海はいのちは、九州の北西部に位置する、長崎県五島灘・崎戸周辺の海域からくみ上げた海水を使用しています。
豊かな自然に囲まれ、工場排水や生活排水の影響のない場所の海水です。
他の産業がなく、沿岸では取水できる海水が澄んでいるからこそです。
せんごう塩
パルシステムの海はいのちは、海水を釜で炊き、煮詰めて作る「せんごう塩」です。
日本の塩はほとんどがこれです。
作り方を軽く説明しましょう。
まずは海水をろ過します。
その後、さらに精密ろ過で、徹底的に不純物を取り除きながら塩分を濃縮していきます。
そして、独自に開発した薄い平釜を使ってゆっくりと煮詰める「平釜炊き」をするのです。
手間や時間がかかる作り方です。
薄いフレーク状の結晶
効率を優先せず手間暇をかけて「平釜炊き」にしているので、薄いフレーク状の結晶になり、料理にも溶けやすい仕上がりになります。
大量生産される塩は、真空状態で加熱し、煮詰めるため、結晶はゴツゴツとしたサイコロ状になってしまうので、溶けるのに時間がかかってしまうのです。
「平釜炊き」の作業時間は、一般的な塩づくりの４倍もかかります。
漬物作りに大活躍！
パルシステムの海はいのちは、フレーク状の結晶になっているので、サッと溶けて素材へのなじみが良いのく、均一に味付けしやすいのが特徴。
なので、塩が味の決め手となる漬物作りにもってこい！
パッケージ裏面にわざわざ書くほど、おすすめしています。
材料1㎏につき
・即席漬け…20g
・一夜漬け…30g
・早漬け（2～3日）…40g
・保存漬け（約1か月）…60g
海はいのち（長崎県産海水塩） お味は？
美味しい料理を作りたいなら、まずはおいしい調味料から。
と言いますが、それは確かにそうだなと感じられた塩でした。
料理に直接使うのはもちろん、スパゲッティを茹でるときにお湯に入れる塩をパルシステムの「海はいのち」に変えただけでも、少しパスタの味が変わった気がしました。
粒子が細かく、しっとりしすぎないのも良いと思いました。
お湯に入れるときに、とろけるように溶けていくのがおもしろかったです。
目でも楽しめる塩です。
インターネットで調べてみるて分かったのですが、平窯製法でこんなに安い塩はなかったです。
さすが組合員の多いパルシステム。
良いものを安く、という精神は健在のようでした。
パルシステム組合員さんの口コミをみると、漬け物に使う方が多かったです。
意外なことに食用としてではなく、野菜を洗ったり、盛り塩に使ったり、入浴剤として使っている方もいらっしゃいました。
海はいのち（長崎県産海水塩） 詳細
では、パルシステム商品紹介恒例の原材料チェックとしゃれこみましょう。
驚くほど簡潔です。
原材料
これだけです。余計なものは一切入っていません。
だからこそ、手間暇を惜しむか惜しまないかで、塩は味が変わってくるんです。
栄養成分表示
パッケージデザインの歴史
2016年撮影
製造方法
工程：イオン膜、平窯、粉砕
【イオン膜とは】
海水中の塩分をイオン膜を利用して濃縮する工程です。天候・気候に影響されずに出来るので、年間を通してとても安定した生産をすることができます。
【粉砕】
使いやすい粒の大きさに砕くことです。
海はいのちが使われている商品は？
「海はいのち」は、パルシステムのオリジナル商品にも数多く使われているんです。
兼業主婦子が実際お試しした3品をご紹介します。
素材で選ぶマヨネーズ
原材料の油から卵まで、こだわりにこだわって作っているマヨネーズです。
実は塩までこだわっていたという、恐るべき商品。
以前は「マヨネーズはこれ！」という名前の商品がパルの看板マヨでしたが、今はリニューアルされ、こちらが看板マヨになっています。
卵の味を感じられ、コクふかくなっているのは味の決め手の塩に「海はいのち」を使っているからかもしれません。
こだわり酵母食パン
原材料には「塩」としか書いていませんが、こちらも「海はいのち」を使用しています。
この弾力と食べごたえはビックリします。
営業のお兄さん（イケメン）がおすすめしていた理由がよく分かります。
重量感があるので好みは分かれるでしょうが、これは1度は食べてみた方がいいです。
我が家では大人に大人気でした。
産直じゃがいものハッシュドポテト
じゃがいもと塩、油だけで作られています。
おいしさの秘密は、角切りとマッシュしたじゃがいもの配分量です。
私はコロッケに近いと思いました。味付けはこだわりの塩「海はいのち」だけなので余計な味は一切しません。
パルシステムはこだわりの砂糖「花見糖」もおすすめ！
たかが塩、されど塩だなと思った、パルシステムの「海はいのち」をご紹介しました。
実は私はこれまで「この塩、おいしいなあ」と思ってずっと使っていたものは、塩にグルタミン酸ナトリウムが添加されていることが分かりました。
グルタミン酸ナトリウムはうま味調味料の主成分になる添加物です。
そりゃおいしいはずですよね。
でも、パルシステムの「海はいのち」は、本当に海水だけで作られているのがポイント。
そして手間暇を加えれば、うま味調味料を足さなくてもおいしくなります。
瓶詰ふりかけタイプが販売されたら、さらに私の心をわしづかみしてくれることでしょう。
塩といえば砂糖。
パルシステムにはこだわりの砂糖もありますよ！
花見糖です。
国産さとうきびを100％使用した、白くないお砂糖です。
このお砂糖を購入したいがために、パルシステムに入会される方もいらっしゃるほど。
白砂糖よりもコクがあり、いつも作っている料理にまろやかさと優しさを感じます。
パルシステムの海はいのち（塩）と花見糖（砂糖）に変えるだけで、普段作っている料理がワンランクアップすること間違いなし！
皆さんも是非お試しくださいね！
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