脱脂粉乳とは生乳などを粉末にしたもの
こんにちは!兼業主婦子です。
このサイトでは食材宅配サービスで購入した商品を片っ端からお試しして、味の感想やどんな原材料が使われているかチェックしています。
その中で「脱脂粉乳」が使われていた商品が、いくつかありました。
脱脂粉乳とは、生乳や牛乳、または特別牛乳の乳脂肪分を取り除いたものから、水分を飛ばして粉にしたもののことです。
食品衛生法にもとづく「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」によると、
生乳、牛乳又は特別牛乳の乳脂肪分を除去したものからほとんどすべての水分を除去し、粉末状にしたものをいう
と定義されています。
脱粉(だっぷん)と略して言うこともあります。
長期で保存できるうえ、蛋白質、カルシウム、乳糖などを多く含んでいるのが特徴です。
食品のおいしさをアップさせるために使われます。

脱脂粉乳は食品添加物ではありません。牛乳を加工して作られた食品素材です。
低脂肪・低カロリー・高タンパク質・高カルシウムで、粉にしてあるから長期保存が可能。ほのかな甘みが特長です。
パン・や菓子作り、ヨーグルト・加工乳・乳飲料・アイスクリームなどの乳製品、シチュー、スープ、グラタンなどに入っています。
昔は学校給食に出されていた脱脂粉乳の味は「激マズ」だったらしい
栄養価が高いことから、戦後しばらく学校給食に出されていた脱脂粉乳。
大きなアルミのバケツで教室に運ばれ、アルミのお椀に注いで飲んでいたそうです。
その味はお世辞にもおいしいとは言えなかったようです。
乳臭さを凝縮させたにおいと泥水のような味。
(泥水を飲んだ事はないけどきっとこんな味だと確信しました)
給食を残してはいけない時代だったので、まず最初に脱脂粉乳を鼻をつまんで一気飲みする事から毎日の給食は始まっていました。
不味かった理由として、まずバターの残りかすが使われたことがあります。
家畜の飼料用として扱われたものを飲んでいたそうです。
また、この脱脂粉乳をアメリカから貨物船で運ぶ際に、高温多湿で傷んだからだ、という説もあります。

気の毒すぎる!
でも今は全く違います。

今は「スキムミルク」という名前でスーパーにも売られるようになっています。
スキムミルクは脂肪分は取り除かれているものの、水に溶かせばかなり牛乳に近い味で、なめてみるとほのかに甘く感じます。
粉になっている分、色々な料理に使うことができるのが魅力です。
パルシステムで脱脂粉乳が使われている商品
食材宅配パルシステムでは、脱脂粉乳を使った商品がいくつかあります。
原材料を見てみましょう。
・子ども用カレーフレーク
・産直玄米のパフチョコ
・までっこ鶏チキンナゲット
子ども用カレーフレーク

5種類以上のスパイス、果汁などを配合して、化学調味料には出せないコクのある複雑な味わいになっている、子ども用のカレーフレークです。
食品は水分があると腐りやすいので、牛乳から水分を抜いて乾燥させることで、長期保存ができるようになりますよね。
煮干しやかつお節、干し柿などは乾燥させることで長持ちさせることができます。あれと同じ原理です。
パルシステムのカレーフレーク子ども用では、脱脂粉乳を入れることで味にまろやかさを出し、さらにフレーク状にでき、長期保存ができるというわけです。
産直玄米のパフチョコ

化学合成農薬・肥料をできるだけ使わずに栽培した産直玄米を使用したお菓子です。持ち歩きに便利な個別包装で、玄米の量が多く感じます。
甘みが強い中にも牛乳のコクが感じられるのは、脱脂粉乳が入っているおかげかもしれません。
までっこ鶏チキンナゲット

/リン酸架箸デンプン、酢酸デンプン、トレハロース、増粘剤(グァーガム、タマリンドシードガム)
までっこ鶏とは、飼育後期の飼料に動物性たんぱく質を配合しないことで「あっさりとした風味」が特長。
鶏の全飼育期間を通して飼料中には抗生物質・合成抗菌剤などを配合していません。化学調味料を一切使っていないし、衣が薄すぎるので肉そのものにかぶりついている感覚です。
このまでっこ鶏チキンナゲットにも、脱脂粉乳が使われています。
コープで脱脂粉乳が使われている食品
品ぞろえが豊富で、このサービスを利用していれば1か月1度もスーパーへ買い物に行かなくても平和に過ごせる食材宅配コープデリ。
コープ印商品にも、脱脂粉乳が使われている商品がたくさんあります。
ヨーグルト50

生乳50%使用し、なめらかな食感のヨーグルト。クリームを加えた甘さも感じることができます。
何といっても、この「ヨーグルト50」のポイントは値段の安さがポイント。だからなのか、なので生乳100%とはいかず、脱脂粉乳でコクをプラスしているようです。

脱脂粉乳を牛乳に換算して比べてみると、脱脂粉乳の方が安くなる傾向があります。
乳酸ドリンク

コープの乳酸ドリンクは、生きて腸まで届く「L.カゼイ菌」使用しています。
有名な「ヤク〇ト」とは使っている乳酸菌も味も違いますが、組合員さんの間では通称「ヤクルト」と言っている方も多いようです。
乳酸ドリンクにも、脱脂粉乳が使われていました。
ミニワッフルドッグ チーズ
https://kengyousyufu.com/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%87%E3%83%AA%E8%A8%98%E4%BA%8B%E4%B8%80%E8%A6%A7/post-11503/
卵を使ったふんわりやわらかい生地にチーズを入れて、子どもでもたべやすいようにスティック状にしたワッフルです。チーズの塩気がワッフルの甘さを引き立てます。
コープ組合員の口コミが100件を軽く越える、大人気のミニワッフルドックです。
シンプルな原材料の中に、脱脂粉乳が入っていました。
スキムミルクと脱脂粉乳の違いはあるのか?
スキムミルクと脱脂粉乳は、2つとも中身は同じものです。
しかし、製法が違うので水への溶けやすさが違います。
脱脂分乳は水に溶けにくいので、家庭料理では使いにくいのが難点。
そこで製法を変え、水に溶けやすくしたものがスキムミルクなんです。
一般的な価格は、100g200円〜400円程度。
賞味期限は、製造日から約9ヶ月〜1年程度が一般的です。
脱脂粉乳(スキムミルク)は牛乳の代用になる?
スキムミルクは、生乳などから脂肪分を取り除いたもの。
なので、スキムミルクを水で溶かして飲んでみると、牛乳特有のコクはあまり感じられません。
しかし、ほんのりとした甘みは健在。牛乳を水で薄めたようなサラッとした口当たりです。

そのまま飲むのは正直おいしくありませんが、料理に使うならかなりおすすめです。
例えば「100mlの牛乳が必要なのに、牛乳がなかった!でもスキムミルクはある!」という状況にあるとしましょう。
スキムミルク10gは牛乳の100mlに当たるので、スキムミルク10g+水90g=牛乳(もどき)100mlと考えて作ってみましょう。
これだけだとコクが足りないので、可能であればバターを加えるとより牛乳に近くなります。
脱脂粉乳(スキムミルク)は赤ちゃんにあげても良いの?
スキムミルクは牛乳と同じと考えてよいようです。
ただ、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」によると、母乳やミルクの代わりにスキムミルクを与えるのはやめた方が良いでしょう。
赤ちゃん用のミルクとは成分が全く違ううえ、赤ちゃんには消化がしにくいのです。
母乳やミルクとしてではなく、離乳食としてならOK。
おかゆや野菜ペーストに少し混ぜるだけでグッと栄養価が増します。
食品添加物について
このサイトでは、食材宅配サービスの商品紹介をするときに100%、原材料のチェックをしています。
食品添加物は、身体に悪いというわけではありません。
食品添加物が体に悪いのは、普通の人が普通の食事で摂取する程度の量の数千倍の量を一度に摂取した場合です。普通の食事に含まれている量程度では、体に害はありません。
さまざまな実験を繰り返して、人間が一生の間毎日摂取してようやく体に影響があるかもしれない、という量の1/100、という基準量が決められています。
その基準量が定められているのが、日本の「食品衛生法」です。
私たちが口にする食品の安全性を守るための、日本の大切な法律です。食べ物や飲み物が原因で起こる病気や健康被害を未然に防ぎ、国民の健康を守ることが最重要の目的で作られています。
しかし気を付けなければならないのは、日本では普通に使用されている添加物なのに、海外では発がん性があるとして禁止されている添加物もあること。
自分の身を守るため食品添加物の知識はしっかり持っておいた方が良いと考え、どのような添加物が入っているかを書いていきたいと私は思っています。
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