トレハロースは糖!だけどそんなに甘くない!
トレハロースとは、きのこや酵母などに含まれている糖分のこと。
私たちに身近な食品の中にもたくさん存在しているんです。
特にきのこ類に多く含まれていて、昔から科学者の注目を集めていました。
ただ、トレハロースを抽出するのは結構難しいので、もし抽出できてもとっても高価で簡単に手が出せません。
しかし、化学の進歩はすごいもので、1994年に安価な大量生産が可能なデンプンからの量産に成功しました。
価格が100分の1に下がったことで、気軽に使えるようになったのです。
天然由来の成分ですが、日本では食品添加物として認可されており、WHOやFAOなどの国際的な食品規制機関でも安全性が確認されています。
・甘味度が砂糖の約40%程度の控えめな甘さ
・でんぷんの老化抑制
ご飯やお餅、パンなどのでんぷんを含む食品に使うと、時間の経過による硬化やパサつきを抑え、やわらかい食感を長く保つ
・たんぱく質の変性抑制
肉、魚、卵などのたんぱく質が加熱や冷凍によって硬くなったり、パサついたりするのを防ぎ、ジューシーさやしっとり感を保つ
・保湿性
水分を保持する力が強く、食品の乾燥を防ぎ、しっとり感を持続させる
・色調の安定
メイラード反応(糖とアミノ酸が反応して褐色になる現象)を起こしにくいため、白く仕上げたい食品や、素材の色を保ちたい食品に
・マスキング効果
食品の苦味や臭みを抑えたり、風味を穏やかにしたりする効果
・冷凍耐性向上
冷凍・解凍時の品質劣化(ドリップの発生、食感の悪化など)を抑える効果
例えば、あんこ、餅、お団子、生クリーム、カスタードクリーム、お惣菜、加工品、麺類など、その用途は幅広くあります。
ただ、砂糖より甘味度が低いので、もし砂糖と同じ甘みまで高めるとなると量が必要なうえ、カロリーが高い!
なので、甘みをつけるというよりは冷凍ものを解凍したときの品質維持、パサつきを抑える、脂質やたんぱく質を劣化させないために使われることが多いようです。
パン、菓子パン、ケーキスポンジ、シフォンケーキ、マフィン、クッキー、もち、団子、大福、羊羹、まんじゅう、水ようかん、おにぎり、すし飯、うどん、パスタ、ハム、ソーセージ、かまぼこ、ちくわ、冷凍魚介類、鶏肉や牛肉の下処理、伊達巻、卵焼き、プリン、冷凍餃子、冷凍ピザ、冷凍弁当、白いパン、焼き菓子、あんこ、クリーム、ホワイトソース、青汁、健康飲料、レトルト食品、甘味料
コープでトレハロースを使っている食品
安心安全な添加物ということで、食材宅配サービスで配達される商品にもたくさんの商品に使われています。
では、私が長年やっている食材宅配コープデリの商品で、トレハロースが使われている商品をいくつかご紹介します。
・野沢菜漬
・豚肩ロース包み焼
・ピスタチオとカシューナッツの厚焼きせんべい
野沢菜漬

国産野沢菜を使っている、コープの野沢菜漬。変なクセもなく、万人受けする味付けになっています。
豚肩ロース包み焼

餃子の皮が、豚肩ロースになったような冷凍食品です。
食べ方は、餃子のように焼くだけ。この発想に感動しました。
ピスタチオとカシューナッツの厚焼きせんべい

/トレハロース、膨張剤
ピスタチオとカシューナッツを散りばめて、ほんのり甘い生地と合わせた厚焼きせんべいです。
ピスタチオとカシューナッツの厚焼きせんべいにも、トレハロースが入っていました。
パルシステムでトレハロースを使っている食品
安心安全な食材しか使わないこだわりのあるパルシステムでも、トレハロースはよく使われています。
・こんせんシュークリーム
・までっこ鶏チキンナゲット
こんせんシュークリーム

トレハロース、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン※、カゼインナトリウム※、香料、膨張剤、着色料
なんと冷凍で配達されるシュークリームです。
根釧地区の乳製品を使用し、組合員の意見を取り入れながら作っています。
トレハロースとは別に砂糖も使用していることから、トレハロースは甘味料として使っていないということが想像できます。
までっこ鶏チキンナゲット

/リン酸架箸デンプン、酢酸デンプン、トレハロース、増粘剤(グァーガム、タマリンドシードガム)
これってチキンナゲットじゃなくて肉の塊なんじゃないの?って思ってしまう一品です。
いかに市販のチキンナゲットの衣が厚いのかが、よく分かります。
また、肉の味がしっかり味わえるので、チキンナゲットというよりは焼いた肉って感じがします。
食品添加物について
このサイトでは、食材宅配サービスの商品紹介をするときに100%、原材料のチェックをしています。
食品添加物は、身体に悪いというわけではありません。
食品添加物が体に悪いのは、普通の人が普通の食事で摂取する程度の量の数千倍の量を一度に摂取した場合です。普通の食事に含まれている量程度では、体に害はありません。
さまざまな実験を繰り返して、人間が一生の間毎日摂取してようやく体に影響があるかもしれない、という量の1/100、という基準量が決められています。
その基準量が定められているのが、日本の「食品衛生法」です。
私たちが口にする食品の安全性を守るための、日本の大切な法律です。食べ物や飲み物が原因で起こる病気や健康被害を未然に防ぎ、国民の健康を守ることが最重要の目的で作られています。
しかし気を付けなければならないのは、日本では普通に使用されている添加物なのに、海外では発がん性があるとして禁止されている添加物もあること。
自分の身を守るため食品添加物の知識はしっかり持っておいた方が良いと考え、どのような添加物が入っているかを書いていきたいと私は思っています。
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